善光寺大本願ピアノうた祭り。
長野の善光寺表書院にて原田郁子×タテタカコ
ピアノとうたのツーマンライブ。
チケットは一般発売後数分で完売。
整理番号は240番まであった模様。
お寺の中の畳の広間。
大きな扇風機が何台もまわっていたけれど
それ以上に人の発する熱気。
汗くさいじっとりした夏の記憶の1ページ。
畳の上に板をしいたステージに、小さなグランドピアノ。
上からも下からも音をひろうマイク数本。
照明は特別なものはなく、ぼんぼりと広間の天井のあかりと。
肉眼で表情のしっかりみえる距離。
開場から開演までは1時間。
夏の体育館の集会みたいな、そんな空気の中しばらく。
音楽がとまり、部屋の照明が落ち。
ステージだけ明るくなり。
こわれたラジオがいくつか同時に鳴ってるような
そんな音が会場に流れる。
聞き取れたのは、1945年8月。
戦争とか原爆とかそんな時代の音声だったのだろうか。
徐々に音量があがり、落ちた。
タテタカコ登場。
たっぷり体を動かしてから前奏へ。
顔が一瞬、泣きそうに見えた。
『手の鳴る方へ』
歌いだしはマイクに声を叩き付ける感じで。
今日はどんなライブになるんだろうと思った。
歌い終わるとおもむろに足袋下をぬいだ。
ペダルがすべるのかな。
続けて『ワスレナグサ』
この曲のずんとした前奏が好き。
自己紹介を。
それからモニターを少し動かして、
返しをもう少し、と合図していた。
「おかえりなさい」と言葉を発してから3曲目。
初めて聴いた曲。
『イキモノタチ』の曲達は、作り上げた印象が強い。
その後にできた曲は、どれもシンプル。
この曲も、素朴な印象。
『宝石』
そして、長めのセリフをはさんで『ひまわり』
久しぶりに聴いた。
ライブでこの曲を聴きたかった。
ふと、ひまわりを5本数えたのかな。
5までとなえてから目の前のひまわりを蹴飛ばしたのか。
どっちだろうと思った。
いつかこの詩を朗読してみたい。
昨日日和カフェに行った時のこと。
トイレに並んでいたら、そこは男子トイレでした。
今日のことは・・・いいや。
と言った。
会場はかなり笑ってた。
『渦』
この曲はライブで聴くといいなぁと思う。
今日もすーっとぬける感じがして。
とてもよかった。
『卑怯者』
最近この曲を普通に聴けてしまうわたしは
アンテナにぶっているのかなぁと思う。
『明日僕は〜♪』(タイトル不明)から続けて『道程』
最後に『君は今』
暑かっただろうなと思う。
お水もよく飲んでいたし、
てぬぐいで頭から顔までぐりぐりふいてたし。
最後とてもさわやかな顔してた。
それから20分の休憩。
原田さんのことは、詳しい方にゆずるとして。
原田さんは
タテタカコさんに今日初めて会った。
コンビニの店員としては会ったことあったけど。
リハの終わった後に、ピアノをふいてたんだよね。
今日はよろしくって言いながら。
それをタテさんはセクハラ、って言うんだけど。
その姿が尼さんに見えて仕方なかった。
って言ってた。
会場大爆笑。
今やりたくなっちゃった、と最後の曲の前にタテさんをよぶ。
出てこない。
業務放送みたいに、「タテタカコさ〜ん」って言ってたら登場。
トイレに行ってたそうです。
タテさんが選んだという『悲しくてやりきれない』を連弾。
イスの高さは原田さんに合わせてくださいとか
そういう小さなやりとりが生っぽい。
声質が違うから、ハーモニーとしては難しい要素もあるけれど
終わった後、楽しそうだった。
そういうやりとりがいいな。
本当はアンコール用だったらしい。
それから原田さんの最後の曲。
そして、原田さんでアンコール。
ライブが終わると外はすずしくて。
赤い提灯がゆれてた。
お尻は痛かったけど、あたたかい笑い声があちこちで聞こえた。
今日のタテさんのライブは
呼吸と指が合わないことが何度もあった気がする。
すーっと息を吸い込んで、同時にピアノ、となるのが
ずれてて。
およ、って思った。
せりふを言ってから、というのも3曲あったかな。
自分のことだけれど朗読をするときに、
思ったのと違うトーンで第一声を発してしまって
しまったー!って思うことある。
ことばを声にのせるってしゃべるのとも歌うのとも違って難しい。
せりふをプラスすることの意味ってなんだろう。
とってもとっても考えてしまった。
タテさんのうたはせりふなくっても
十分広がっていくと、生意気ながら思ったりもした。
同時に、少しずつ進化していきたい。
そういう思いの現れなのかもしれないと思う。
うまくまとめられないけれど、
この日長野まで行ったことの意義をものすごく感じていて。
行ってよかったなぁとしみじみ。
日和カフェやナノグラフィカに初めて行けた。
いろんなものが見えない糸でつながってるのも感じた。
遠くまで足を運んで、ライブにつかる。
そういう時間とお金の使い方は、きっと悪くない。
わたしはこれからも
そういうぐるぐるの中で生きていく。
・・・今日の日記は主観が強いな。
読み直してそう思った。
ライブレポ書くのはもう難しいのかもなぁ。
いつもライブに自分のなにかを重ねているんだということが
書くたびに露呈してきてる。
でもまぁ、ここはわたし個人の場なので、お許し願いします。
2007年08月19日
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